ことば
民話にでてくる言葉の意味を説明しているよ。その言葉が出てくる民話も見てみよう。
あ
- イナウ ヤナギの木などを削って作る、神へのささげもの。
- お地蔵さま こどもの守り神として道ばたに置かれている人の形をした石。
- 織田信長(おだのぶなが) せんごく時代のとのさまの一人
- おみきくもつ 神さまに捧げるお酒とたべもの
- 浅せ 川や海で水の浅くなっているところ
- 大ぶち 広瀬川にあるふち(水深が深いところ)の名前
- 一決(いっけつ) すぐに決まるようす
- 一天(いってん) 空いちめん
- いずこともなく どこというあてもなく
- おたかがり タカを使って動物をつかまえるかり
- 一尺 30.3センチメートル
- あばれ川 こう水や水害が多い川
- 一里(いちり) むかしのきょりのはかり方で、約3.9キロメートル
- 五ひょう むかしのはかり方で、一俵(いっぴょう)は約60キログラム。五俵(ごひょう)は約300キログラム
- うっそう 草木が青あおとさかんにしげるさま
- おぼえかして おどろかして[方言]
- おうせ 会う機会、特に男女がひそかに会うこと
- おらち おれたち[方言]
- いけえぃ 大きい[方言]
- 右おう左おう あっちへこっちへ
- おぜん 食事のときにおわんやお皿などを置く台。
- 海間(うみま) 波の間
- 雨ごい 雨がふるようにおいのりなどをすること
- あたふた あわてるようす
- いせいよく いきおいよく
- うるし うるしの木からとれるしる
- 馬のくら 人がすわったり荷物を乗せるために馬のせなかに置くもの
- 市守長者(いちもりちょうじゃ) 各地にある長者伝説に出てくる長者の名前 元々は「一盛長者」と書き、「いちもり」とは本家の意味
- いかい 大きい[方言]
- あられ酒 奈良名物のお酒
- おだぶつ 死んでしまうこと
- おっきなって 大きくなって[方言]
- いどの中のかわず大海を知らず 井戸の中にいるカエルは海のことを知らないことから転じて、小さな世界に閉じこもっているものは、外の大きな世界を知らないという意味。
- うらあ わたしは[方言]
- い草 たたみおもてなどに使う草
- 浴(えき) 田んぼでイネを育てずに休ませておくところ
- ありました いました
- うら 海辺
- えん暑(しょ) もえるようにあつい夏のようす
- お役ごめん 役をやめること
- おきて きまり
- 伊予節(いよぶし) 伊予(松山)の名物・名所をよみこんだ民よう
- あわの国 とくしま県
- おどけ ふざけ
- うしおに あたまが「うし」で、からだが「おに」というかっこうをした生きもの。全国各地に、この「うしおに」が出てくる民話があります。
- えいろうか いいのかなあ[方言]
- おとがめ 悪いことをしたばちがあたること
- いやはや いやもう(おどろいて発する言葉)
- おごった (→おごる)思いあがってわがままなことをする
- 氏神(うじがみ) その家のせんぞとしてまつる神
- 家の子ろうとう 子分やけらい
- 出立ち かっこう、みなり
- いつとはなく いつのまにか
- いましめ やってはいけないことを教えること
- うしの日 月の満ち欠けをきじゅんとしたこよみでは、12月のことをうし(丑)と言います。ここでは12月のある日という意味です。
- アシ イネの仲間の植物で、水辺で育ちます。
- お天道(てんとう)さま 太陽のこと。
- うっせにゃならん すてなければならない[方言]
- 家路(いえじ) いえに帰る道
- うたんたいこの鳴るたいこ だれもうたないのに鳴るたいこ
- 上を下への 上にあるはずのものが下にある、下にあるはずのものが上にあるという意味で混乱(こんらん)していること。
- 奥武山(おーぬやま) 今は「おうのやま」と言われる
- うたげ 酒もり
か
- 交えき 品物を交かんして商売すること
- 玄界灘(げんかいなだ) 福岡県の北西の海
- けげんに あやしく
- きつ例(きつれい) めでたいならわし
- かやがさ かやのくきをあんで作ったかさ
- ゴリ 川にすむ魚の一種
- かけい 木や竹でつくったといで、水を引くしかけ
- きがん おいのりをすること
- 下男(げなん) 下働きの男
- くよう 死者のれいにおそなえ物をささげること
- ごんげん様 江戸時代のしょうぐん・徳川家康(とくがわいえやす)のこと
- 口こっさー 話が
- かや ススキやチガヤなど、葉が細長くて屋根をふくのにつかう草
- こして (→こす)細かいすきまを通してゴミなどを取りのぞくこと
- 心やすく きがるに
- 唐(から) 中国
- 勝手口(かってぐち) 台所の入り口
- 高札(こうさつ) とりきめなどを記し人目を引くところに高くかかげた板札
- かこ 船のり[方言]
- きこり 山の木をきる仕事の人のこと。
- きょうほう十八年 1733年
- けいだい お寺の中
- くり お寺でおぼうさんが住む場所
- かま落とし おかまから落とした
- ぎょうさん たくさん[方言]
- くもってもて くもってしまって[方言]
- 金気(かなけ) 鉄分のこと 竜(りゅう)は鉄分をきらうと言われています
- かくいてもた かくしてしまった[方言]
- 五合(ごごう) 一しょうの半分。約0.9リットル。
- かたわら そばにある
- 言(げん)のごとく 言ったとおり
- 刀のさや 刀などをおさめるつつ
- 興福寺(こうふくじ) 約1300年前に建てられたお寺。奈良公園の一部となっていて、たくさんの国宝があります
- 春日大社(かすがたいしゃ) 奈良市の奈良公園内にある神社。春日山原始林とともに世界いさんに指定されています。
- ガマ カエル
- 雲つくような 雲までとどくような
- ぎょうさん たくさん
- 暗ろうて 暗くて[方言]
- かすり かすったようにたくさんのもようがあるおり物
- かや もみに似た細い葉っぱの木。水やしっけに強いことから、おふろの道具や船などに使われる。
- ごらく 人の心を楽しませるもの あそび
- ごんげん山 益田市にある「ひれふり山」
- 金ぴ(きんぴ) ひりょうはお金をはらうだけの値うちがあることのたとえ
- かた身 魚などの身のかたがわ
- 期せずして 思いがけなく ぐうぜんに
- 呉の市にかしぐ 呉の市でごはんをたく
- かり カモ科の水鳥の一種
- かたぎ まじめ
- 会して (→会する)会う
- 開こん 土地を切りひらいて田畑を作ること
- 黒ざさ 黒もち米
- カラつゆ つゆのきせつになっても、ぜんぜん雨がふらないこと
- かんばつ 日照りが続いて水がかれてしまうこと
- 結願(けつがん) 21日間の雨ごいのお祈りが終わる日
- 黒いしゃ 織り目があらいうすいぬので、熱やかんそうから植物を守ります。
- きゅうれき むかしのこよみ
- ぎょうさん たくさん[方言]
- こっぽり みんなまとめて[方言]
- ごうじょうもの がんごで自分の考えを変えない人
- カラカワ さんしょうの根っこをすりつぶして作ったと言われている
- こればあ こんなに[方言]
- こうまい 小さい[方言]
- こげん こんな[方言]
- かるって せおって[方言]
- ごつ 〜ように[方言]
- 観音さま その土地にまつられているもの。ぶつぞうや石がまつられていることもある。
- かま首 かまのように曲がった形の首、主としてヘビなどがこうげきのさいに持ち上げた首
- かわず カエル
さ
- しょう悪 性格がよくないこと
- さい度 もう一度
- すまって (→すまう)すむ
- 思案(しあん)にくれて あれこれと考えて
- サケ漁場 サケをとる場所
- サケどめ サケをつかまえるために川をせき止めるしかけ
- 数間(すうけん) 一間(いっけん)はおよそ1.8メートル
- 生気 生き生きとしたようす
- ぜにっこ おかね[方言]
- 山椒(さんしょう) 古くからこうしん料や薬用として使われてきた植物。サンショオールという成分が魚にとっては有毒なので、むかしはは生の葉や果実のしるを川に流して、で魚をとっていました。
- 庄内(しょうない) 今の山形県北西部のこと
- 山きょう 山と山の間の谷間
- 村落 むらざと
- しゅうえき 手に入れたもうけ
- 左官 かべをぬる仕事をする人
- うずま川 栃木(とちぎ)県の南部を流れる川で、むかしは船で荷物を運ぶ舟運(しゅううん)がさかんでした。
- そち方 あなたの
- しょもう もらうこと
- そち寺 あなたの寺
- 寺(じ)りょう お寺のりょう地
- しゅう 人々
- したす ひたす[方言]
- すげない あいそうがない
- すみ すすを固めたもので、書道などで使います。
- せい たましい ふしぎな力を持つもの
- とりとめもない さいげんない
- 城(しろ)ぶしん お城のけんちく工事
- 神木(しんぼく) おもに神社けいだいにある木々をひとまとめにいうこと
- 炭焼き 木をむし焼きにしてねん料になる炭をつくる仕事。
- じゅうしょく 寺の長であるおぼうさん
- 上人(しょうにん) 学問と道をさとったりっぱなおぼうさん
- じんつう力 なんでもできる、人間でははかり知ることのできないほどすぐれた力のこと
- 常念岳(じょうねんだけ) 北アルプスにある高さ2,857mの山
- 注連(しめ)かざり お正月などに、神社やげん関にしめなわを張ってかざること
- じぶん 時代[方言]
- すっくり はっきり[方言]
- 上きげん きげんがいいようす
- 下ごえ(しもごえ) 人間のうんちやおしっこを畑のひりょうとしたもの
- じょうしき みんなが当たり前に知っていること
- じょう緑(りょく) いつでも緑の葉をつけていること
- 白ざさ お米
- 四国八十八カ所まいり 四国に88カ所ある弘法大師ゆかりのお寺などをおまいりすること。
- そればあ それだけ[方言]
- 畝(せ) 広さをあらわす単位 1畝はおよそ100平方メートル
- 千両ばこ お金を入れるはこ
- 参ぱい おまいり
- 神ばつ(しんばつ) 神さまが与えたばつ
- 尺(しゃく) 長さの単位 一尺は30.3cm
- 酒もり 人々が集まり酒をくみ交わしてたがいに楽しむこと
- ぜんは急げ 良いことは先にやった方がいい
た
- とっぴんぱらりのぷ この地方で民話をしめくくるための言葉。 「これでおしまい」「めでたしめでたし」などと同じ[方言]
- どう中 からだのどうの中ほどの部分
- 伊達綱村公(だてつなむらこう) 江戸時代の1675年~1703年まで、宮城県や岩手県の南部を治めていたとの様。
- 対山(たいざん) もう一方の側の山
- だっぷん うんちをすること
- 道楽 遊びやしゅみに、お金をたくさん使うこと
- たきぎ お米をたいたり、料理をつくるときもやすための木。そのままもやせる枯れえだや細いえだ。
- 天狗(てんぐ) 山のおくに住む人のかたちをした怪物(かいぶつ)といわれている。ほんとうにいるかどうかはわからない。
- たんと たくさん[方言]
- つうといえば、かあ どんなことをきかれてもすぐに答えられるようす
- たつみ 東南の角のこと
- 町(ちょう) 土地の広さの単位 一町はおよそ99.17アール
- とりつく島もない たよってすがることもできない
- 天竺(てんじく) インド
- つるべいど 水をくみあげるおけがついているいど
- だちかんもし たまらないものだから[方言]
- だん家(か) ある寺にしょぞくし、法事などをその寺にたのんでいる家
- たんべに たびに[方言]
- ちっちぇい 小さい[方言]
- とい 屋根を流れる雨水を受けて地上に流すみぞ
- たのまはった たのんだ[方言]
- どげな どんな[方言]
- 茶ぼうず さむらいの家で茶の湯をうけもつ役
- 年へる 年がすすむ
- 大先達(だいせんたつ) いろいろなものごとについてよく知っていて、人々をみちびくえらい人
- つま おさし身を引き立てるためにそえられる野菜や海そう
- たいそう たいへんな[方言]
- たまげる びっくりする[方言]
- つかさい 下さい[方言]
- つえて (→つえる)つぶれる[方言]
- たえた (→たえる)ほろんでなくなる
- つわもの ぶきを持って戦う人
- 大蛇(だいじゃ) 大きなヘビ
- 遠(とお)まき 遠くから取りかこむようにして
- 谷鳴り こう水や木がたおれる音などが谷にひびいて、大きな音になって聞こえること
- どんちゃんさわぎ 酒を飲むなどして大ぜいがやかましくさわぐこと
な
- なって (→なう)糸やひもなどをより合わせて一本による
- なん船にあう 船がそうなんする
- 年々(ねんねん) 毎年
- なんぼ いくら[方言]
- にわし にわを作る仕事をする人
- ねんごろに まごころをこめて
- 野口 常陸大宮市内の地名
- 二宮尊徳(にのみやそんとく) 江戸(えど)時代に人々の生活を安定させることを目指して、600以上の村を立て直した人です。子どものころは金次郎(きんじろう)とよばれました。
- 野良(のら)仕事 田畑での作業
- ねまって (→ねまる)すわって[方言]
- なあも なんにも[方言]
- ながたん ほうちょう[方言]
- 二しょう 一しょうは約1.8リットル。二しょうは約3.6リットル
- 入道(にゅうどう) ぼうず頭のようかい
- 何ちゅうこったあいや なんということですか[方言]
- 野つぼ(のつぼ) 畑の間に土をほってつくったこえだめ
- 菜(な) 葉ものの野菜
- ねらいたがわず ねらったとおりに
は
- 白はつ しらが
- 羽縄(はなわ) 陸前高田市竹駒町にある羽縄観音堂のことと思われる 気仙三十三観音の一つ
- 弁慶(べんけい) 丸みを帯びた四角いよう器で、げんざいも調理具材入れや、ステンレスでできた箱を「弁慶よう器」とよびます。牛若丸(うしわかまる)と戦った弁慶がせおっていた笈(おい)という箱に由来します。笈はおぼうさんや山ぶしがしゅ行の旅をするときにせおう箱です。
- 標高(ひょうこう) 海面からの高さ
- 倍ぞう 倍にふえること
- ふしん 建ちく工事
- ほおむって (→ほおむる)おそうしきをあげる
- ほうとく 社会にとって役立つことをすれば、いずれ自分に返ってくると言う考え方。漢字では報徳と書きます。
- ぶぎょう所 お役人さんがいるところ
- 人がき たくさんの人々がかこいを作るように立ちならぶこと
- ひどう たいへん[方言]
- ほいたら すると[方言]
- ひからかいて 光らせて[方言]
- ほこ そこ[方言]
- ほんでも それでも
- はた そば[方言]
- はうてきた はってきた[方言]
- めおと ふうふ
- なんぎ たいへん[方言]
- 豊後(ぶんご)の国 今の大分県
- はんしょく 植物などがよくしげってふえること
- 備後(びんご)の国 今の広島県
- ふうらいぼう どこからともなく、さまよいきた人
- ばん秋 秋の終わり
- 万物(ばんぶつ) 全てのもの
- 札所(ふだしょ) おまいりしたしるしとして、お札をさずけてくれるところ。
- ひでり 日が照りつけること。また、真夏に晴れの日が続いて雨がふらないこと
- はん主 その土地のとの様
- はだか馬 くらをつけていない馬
- ふち 川や湖などの水がよどんでいて深い所
- ひごい 魚のコイのなかま
- ほどなく あまり時間をおかないで
- ぶしょう ぶしたちの中で一番えらい人
- ほとくら ふところ[方言]
- ふるい 粉またはつぶじょうのものをその大きさにより分ける道具
- 福木(ふくぎ) オトギリソウ科の高木 沖縄では風よけの目的で生けがきに使う
ま
- 村役 村のお役人
- 三美村(みよしむら) 今の常陸大宮市(ひたちおおみやし)三美
- 水がめ 水をくんで入れておく、大きくて底の深い入れ物
- すす まきが完全にもえないときなどに発生する、黒くて細かいつぶ
- もつけねえの かわいそうだな[方言]
- ままつぶ ごはんつぶ[方言]
- むこて おそって[方言]
- むこてって おそっていって[方言]
- ます えき体やこく物などの分量をはかる入れ物
- まき筆 しかの毛で作られた筆
- 村のしゅう 村の人々
- 毛利藩(もうりはん) むかし中国地方をおさめていたとの様の領地
- めおと ふうふ
- 万倉(まぐら)の里 今の山陽小野田市(さんよおのだし)万倉
- むけい文化ざい 音楽、えんげきなど形がないけれども値うちのあるもの。国などが指定する。
- めいしん 物事の道すじに合わない言い伝えをがんこに信じること
- まどろんだ (→まどろむ)うとうと少しの間ねむる
- むかしまっこう さるまっこう さるのつべは ぎんがりこ 民話の終わりに使う言葉 「おしまい」「めでたしめでたし」などと同じ。[方言]
- むしろ わらや竹などで編(あ)んだしきもの。
- ます お米などの量をはかる四角い入れもの
- もぞなぎいこっちゃ かわいそうなことだ[方言]
- もとすえ 木の根もとの方とこずえの方
- 明月(めいげつ) 清くすみわたった月
- 目録(もくろく) おくりものの品書き



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