みよはおとうさん、おかあさんをよく手伝うはたらきものの女の子。まじめにはたらいているのにぜんぜん野菜がそだちません。じつはその土の中になにかがあったからなのです。そのなにか、とは・・?
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むかしあるところに、みよという女の子がお父さんとお母さんと3人でくらしていました。
みよたちは毎日一生けん命、はたけをたがやして働きました。でも、畑にはいっこうに作物が育ちません。
「こんなにがんばって野菜やお米を育てようとしているのに、どうしてうまく育たないのだろう」
みよたちはくじけそうになりながらも、働き続けました。
そのうちに、働きすぎたのかお母さんが病気になってしまいました。みよとお父さんはお母さんの分まで朝から晩まで働きました。
ある朝早く、いつものようにみよがはたけをたがやそうとスキを土に踏み込むと、何やらガチンとぶつかるものがあります。
「お父さん、何かぶつかるものがあるよ」
とみよがお父さんを呼び、二人で掘り起こしてみました。
するとびっくり!大きなお地蔵さまが出てきたのです。
「お地蔵さまにスキをぶつけて悪かったなあ。お地蔵さまごめんなさい。いたかったでしょう」
二人は川でどろだらけのお地蔵さまをきれいに洗い、はたけのわきに置きました。
きれいになってからよくよくみると、大変りっぱなお地蔵さまです。
「お地蔵さま、どうかお母さんの病気をなおしてください」
みよは毎日お地蔵さまにお願いをしました。
そのうちにお母さんも元気になり、畑からもいい野菜やおいしいお米がたくさんとれるようになりました。
まじめにこつこつ働いていたので、お地蔵さまがその土地からいいことをかえしてくれたのですね。めでたしめでたし。
ポイント
野菜やお米を育てるのには、いっしょうけんめい働くことも大切ですが、何よりもその土地の土を大切にすることも必要なことなのです。土を大切にするこころをお地蔵さまが教えてくれたのでしょう。








