高知県『うしおにぶち』について
高知県『うしおにぶち』あらすじ
あるお金持ちのさむらいが、川の魚をまとめてとるために毒を流そうと考えつきました。人びとはみなそれは悪いことだと分かっていましたが、むりやりそれをやらされてしまいました。その後、村に一大事が起こります。民話の語り部としてとても有名な、市原麟一郎さんの紙芝居も見ることができます。
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取材日記
高知県を中心に各地で大変有名な語り部・市原麟一郎さんによると、この民話はおよそ400年前、戦国時代ごろのお話だそうです。「うしおにぶち」とされている川の場所もハッキリ分かっているということだったので、じっさいに出かけてみました。土佐山庁舎の前を流れる鏡川を5分くらい上流に行った場所だということで、土佐山庁舎の方に案内してもらって写真や映像を撮影しました。
その時にいただいた「広報とさやま」(昭和53年発行)という広報紙に、この民話のことがのっていました。それによると、『この近くにある高瀬という場所には、太郎兵衛釣井というわき水があり、昔の土佐山村役場を建てる時には人の骨が発見され、その頃の役場の宿直はしばしば亡霊になやまされた』と書かれています。
ちなみに「うしおに」は各地の民話でもしばしば登場し、「カッパ」「てんぐ」「やまんば」などと同じように人間がおそれていた生きものです。
市原麟一郎さんの民話紙芝居は、高知県立文学館などで聞くことができます。







